今年の秋季大会のトーナメントは, 強敵, 難敵の連続でしたが, 1試合1試合, 一戦必勝の気持ちでぶつかっていきました。むしろ, 強敵とたたかうことで, 自分たちのたたかい方を身に着けていっているようにさえ感じました。
●福井嶺北8-1愛知北(10/18)
●福井嶺北1-0愛知西(10/24)
●福井嶺北9-2知多東浦(10/31)
●福井嶺北2-1瀬戸(11/1)
●福井嶺北4-3白山(11/7)
*タップすると, 各試合の結果ページに飛びます
成長を感じたのは, 投手力に加えた守備力。ピンチになるほど内外野から声が出る姿は, 応援している大人も励ましてくれました。
もう一つは、少ないチャンスで得点する機動力。一つでも先を狙う積極的な走塁は, たとえ失敗しても, 嶺北では叱られることがありません。
この大会で3位以上に入れば, 来年3月25日から大阪で開催される全国選抜野球大会の推薦枠に入ります。
初めて挑戦する全国のステージで何が見えるのか, きっと想像を超えているでしょうが, あと5か月を過ぎたときに, 選手たちがどんな表情になっているか楽しみです。
大会の最優秀選手には, 大会全試合を通じて集中力の途切れない圧巻のピッチングを披露した前川君が選ばれました。ベストナインにも, 決勝で殊勲打を放った大村君, 攻守にわたりガッツあるプレーでチームを鼓舞した長﨑君, 主将として, かつ扇の要としてチームを引っ張った松宮君の3人が福井嶺北から選出されました。
しかし, 殊勲選手は, この4人だけではありません。フィールドに立った選手すべて, ベンチで声を出し続けた選手たちすべてが殊勲選手だと思います。
例年福井のチームは冬季間グラウンドでの練習ができません。今年はコロナ禍もあり, 選手たちは半年以上にわたって、外での練習を我慢してきました。その中でも, 野球ができる日が来るのを信じて, 自宅で懸命な自主トレーニングを続けてきた成果が, この大会で実を結びました。
会場運営をしていただいた各チームの皆さん, 審判団の皆さん, 多くの方々の支えによってこの喜びを分かち合うことができました。本当にありがとうございました。
▲令和2年11月8日付 中日スポーツで紹介されました
▲令和2年11月10日付 福井新聞で紹介されました
▲令和2年11月10日付 「ぼくらシニアリーグ」で紹介されました