硬式野球は, 怪我や事故のリスクを完全になくすことはできません。
福井嶺北は, 創立後早い段階からAEDを導入し, 試合や練習に携行していましたが, メンバー全員が訓練をしていないと, いざというときに活用できません。
AEDメーカーでお仕事をされている林ヘッドコーチと, インストラクターの資格をお持ちの保護者吉村さんのご協力で, チーム内での講習会が実現しました。
AEDは, 音声で操作を案内してくれますが, 胸骨圧迫の強さやリズムは体験してみないとわかりません。
AEDの仕組みから, 人が倒れた時の具体的な手順まで, 専門家に質問しながらじっくり体験できたことは, とても有意義でした。協力を依頼するとき, 「誰か手伝って」ではなく, 「〇〇君, AED持ってきて」等, 名前を指定して頼むこと, など実践的な注意点も教えてもらいました。
生命にかかわることなので, 選手もいつになく真剣。保護者も積極的に体験しました。
林コーチ, 吉村さんありがとうございました。
今日の経験が, 万一の時に子どもたちの生命を守り, ひいては思い切り野球に取り組むことにつながっていくと信じています。
福井嶺北は, チーム内でAEDや審判講習会, 独自の食育パンフつくりなどで, これからも, 子どもたちの活動を総合的に, ひたむきに支え続けます。