コロナ禍に翻弄されながら, 前を向いて見事な結果を残してきた8期生。
 まだコロナは終息していませんが, 彼らのはなむけの場を設けたいと, 感染防止に万全の対策を準備したうえで, 卒団式を行いました。
第8期生卒団式

 

 

 

 何をするにも, コロナ対策が最優先の今年。

 卒団式も, 検温, マスク着用, ソーシャルディスタンスの維持等万全の対策を行いました。会長や監督の挨拶ももちろんマスク着用ですが, 思いは熱いものがあります。

 

 

 保護者が製作してくださった動画が素晴らしい出来。技術的にもプロ並みでしたが, 嶺北がこれまで大切にしてきたことが全部込められていて, スタッフも目頭が熱くなりました。

 

 

 卒団生を代表して, 新山前キャプテンが挨拶を行いました。3年間, ずっと大きな声でチームを鼓舞し続け, 引っ張って行ってくれました。お疲れ様そしてありがとう!

 

 

 卒団証書授与時には, 平澤監督が選手一人ひとりに, 「ここがNo.1」と, その選手が一番輝いたポイントを披露し, 祝福しました。

 保護者には選手から, 感謝を込めた花束を。

 

 

 ひとりひとりは, どこにでもいそうな中学生ですが, 試合になれば, 特別なチームワークを発揮しました。福井県中学生硬式野球大会でも楽に勝てた試合はひとつもありません。毎試合違ったヒーローが現れ, ピンチを乗り越え, ここぞというときに集中力を発揮しました。どんな状況に合っても, 目標を見失わない強さと, 野球が好きだという気持ちが, 8期生最大の武器でした。

 長いトンネルの中, 結果だけを求めようとすると, 人間は焦って近道をしたくなります。でも, 近道をしたときに見失うものも多い。一歩ずつ前へ進むことを忘れなければ, いつかは目標にたどり着く。そのことは, これまでの卒団生の姿も教えてくれています。

 

 コロナで我慢したこと, 短い時間で見ればあきらめたことも多かったかもしれない。けれども, 後から振り返れば, この時期があったから自分は野球を続けられた, ときっと思える日が来ると信じています。

 8期生, 本当におめでとう!!