卒団生が野球や, 学生生活に元気に取り組んでいる話を聞くことは何よりの楽しみです。

 創立から多くの卒団生を送り出してきました。
 勝負の世界なので, 結果が出るか出ないかは一様ではありません。ひとりひとりが目標をもって懸命に努力している姿こそが, 私たちの誇りであり, 財産です。

 彼らの活躍の一部をご紹介いたします。

 

2期生 布村翔君

 

 2022年春開幕の準備が進む独立リーグ日本海オセアンリーグ初のトライアウトが, 2021年11月3日行われ, 福井嶺北2期生のエース布村翔君が, 最終審査までクリアし, 福井ネクサスエレファンツの投手として, ドラフト指名されました(背番号19)。→エレファンツの選手紹介ページ

 150km台の速球を武器に, 先発に, 抑えに活躍中です

 中学生の時から, 野球一筋にひたむきに取り組み続けた布村君の姿は, まさに「今やらなければならないことを全力で」のスローガンの象徴であり, 私たちの誇りです。

 

4期生 川口駿介君

 

 福井嶺北の第4代主将を務めた川口君は, 玉村君らと1年目からレギュラーをはり, 2019年夏, 丹生高校野球部を初の県大会決勝に導きました。

5期生 河村拓民君

 

 天理高校野球部の主軸打者として成長し, 2019年近畿地区大会決勝戦で, 大阪桐蔭高校から先制の2点本塁打を放ちました。2020年夏の奈良県大会でも天理高校を優勝に導く健闘。

 2020年, センバツの代替大会として実施された甲子園交流試合にも5番ライトで先発出場しました。広島新庄高校には惜敗しましたが, 難しいライトの打球を好捕するなど, 全力プレーを見せてくれました。

 

5期生 鳥山広太郎君 / 鳥山優太郎君

 

 ふたりとも, 羽水高校野球部で1年生から主軸打者として頭角を現し, 2019年秋の県大会でベスト4まで勝ち進みました。

 県立進学校から甲子園に挑戦する夢はコロナ禍で断たれましたが, 鳥山優太郎君は2020年秋の県大会で中日新聞記者が選ぶベストナインに選ばれました。(写真は上が鳥山広太郎君、下が鳥山優太郎君)  

6期生 白崎勇希君

 

 近年新潟県で実績を重ねる加茂暁星高校に進み, 1年生からベンチ入り。2年生になった2020年秋の県大会では準々決勝の日本文理戦からスタメン出場し, 新潟明訓との決勝戦では, 劇的な逆転サヨナラ適時打を放ち初優勝に貢献しました。  

 

上記は, 卒団生の奮闘のほんのほんの一部にすぎません。

卒団生たちは,

 各チームで, チームメイトとともに泣き, 笑い, 野球に打ち込んだものしか得られない宝物を心に刻み続けています。(2021.12.10)