嶺北が大切にしていることやこだわりを紹介するコーナーです。
順次追加していきます。
こんなところにも「嶺北ナラデハ!」と感じていただければ幸いです。
90年代, 巨人の左のエースとして活躍した宮本和知さん。
現役引退後も, ズームイン!!サタデー等でスポーツコメンテーターとして活躍しながら, 巨人の現役選手を見守り続け, 小学生チーム葉山巨人軍の総監督を務めるなど, 指導者としても卓越した力を惜しみなく発揮してこられました。2019年から2年間巨人1軍の投手コーチを務められた後, 球団付アドバイザーに就任し, 女子野球の基盤づくりなどに尽力されています。
そんな宮本さんと縁あってお会いした際, 無謀にも名誉顧問のお願いをしたわけですが, まだ何の実績もない私たちに対し, 野球を広める助けになるのなら, と快諾をしてくださいました。
それからずっと, 飛行機に乗って, 豪雪の時には電車を乗り継いで, 毎年私たちの指導に来てくださいます。これだけの大スターなのに, 子ども一人一人にきさくに接して下さり, 短時間で子どもの投球が変わり, 目が輝いていくのを, 何度も何度も見てきました。その様子は, ホームページのニュースでも紹介していますので, ご覧になって下さい。
宮本さんからいただいたスローガン「今やらなければならないことを全力で」は, 私たちの宝です。いつかジャイアンツカップの本戦に進み, 成長した姿を宮本さんに見てほしい, それが恩返しになると思って頑張っています。
嶺北シニアでは、入団後最初にそろえていただくバットとして、竹バットを推奨しています。
入団後しばらくは室内で練習することが多くなりますが、金属バットは芯を外しても打球が飛び、音がよく響くので、うまく打てているような気になります。しかし、硬球を最初からそんなに上手に打てるわけがありません。
木製バットで打つには技術が必要です。自分がまだできていないポイントがわかり、逆に言えば上達もわかりやすいのです。木製バットは金属バットよりも重く感じるので、振りぬくのに技術とパワーが必要です。芯を外すと思いきり手が痛みます。でも、バットがしなる感覚や乗せる感覚は掴みやすいと言われています。
竹バットは、一般の木製バットに比べ安価で、4000円くらいから手に入ります。竹を細かく組み合わせて作ったバットは折れにくいのも魅力です。とはいえ、最近の安い竹バットは昔より折れやすいとの声も。強度をあげた特殊な製品もありますが、やや高価で納期がかかるのが難点。
松井秀喜選手は、巨人入団時に高校時代に使い込んだ竹バットを持ち込んだそうです。
野球の試合に審判は欠かせません。
中学生では、全国大会、地方大会の準決勝以降を除き、各チームから審判を出して戦うのが一般的です。
その際重要な役目を担うのが、お父さんの保護者審判です。お父さんに自信を持って正しい判定をしていただくために、シリアリーグ主催で定期的に講習会を行っています。
ただし、オフシーズの限られた期間を利用して開催するため、各ブロックで年1回の開催にとどまっているのが現状です。
これを補うため、嶺北シニアではチーム内でも審判講習会を実施しています。ベテランの審判部長が最新のルールに基づいて指導します。練習試合などで疑問の点があっても、同じ審判部長に気軽に確認できるので、確実に上手になります。
チーム内講習会以外にも、勉強の機会があれば積極的にご紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてください。
保護者審判にも、嶺北シニアはどこにも負けない姿勢でフォローし続けています。
審判は決して楽な仕事ではありませんが、ルールが分かれば、高校に行っても野球がもっと楽しくなること請け合いです。
入団式のとき、新入団員全員に丼茶碗をプレゼントしています。別に高級なものではなく、普通の大きなご飯茶碗ですが、たいていの小学生はびっくりします。
ご飯は、体力に合わせて楽しく食べなければ身にならないと考えていますので、決まった量を無理強いすることはしていません。
ただし、 ご飯は、毎食、一合(入団式で配った丼茶碗1杯)以上を食べることを推奨しています。玄米や胚芽米など完全に精白していないお米や、強化米を取り入れるのも有効です。特に投手や捕手を目指す人は、エネルギーを取れる体をつくらないと、夏場は1試合のりきれません。
大きな茶碗を毎日使っていると、自然に食欲がついてくるものです。
毎年卒団式で卒団生に贈呈している卒アルです。
3年間で撮りためた写真は2万カット近くになります。その中から、各選手ここぞ!と選んだ名場面を保存版の写真集に編集しています。
野球の写真も、ひとりひとりを知っているから撮れる写真があると思います。既製品では絶対手に入らない内容で、写真歴45年の事務局長にとって、ほとんどライフワークのようになっています。f^o^;)
硬式野球を志して、辛かったこと、嬉しかったこと、そして何より一緒に汗や涙を流した仲間を、ずっと忘れないでほしい、そんな思いを込めて作り続けたいと思っています。
(嶺北の選手の活躍は、本ホームページの試合結果やニュースでも是非見てください)
トレーニングは、筋肉を鍛えるものというイメージだけで捉えるのは危険です。トレーニングで傷ついた筋肉を補うフォローがあってこそ、体が強く大きくなっていきます。
運動後なるべく早く、糖質、たんぱく質、クエン酸、ビタミン、ミネラル類を食事で補給することが必要です。運動後1時間以内の食事が理想ですが、現実的には難しいので、捕食で繋ぎます。
嶺北シニアは、夏の1日練習等体の負担が大きいときは、練習後、選手にバナナを提供しています。バナナは、良質の糖質でエネルギーを補えるだけでなく、タンパク質が豊富で、しかも、その吸収を助けるビタミンB6が含まれています。更に、疲労回復に役だつビタミンB1や、筋肉の機能を調整しケイレンを防ぐカリウムまで含まれていて、消化が良く、その場で片手で食べやすい(!)。まさに捕食の王様です。
私みたいな世代では、バナナというと病気の時だけ食べられる高級品でしたが、今は本当に安くなりました。公正な取引でこの価格なんだろうか、と不安にならないでもないのですが、小中学生アスリートにこれ程ありがたいものはありません。
どうしてもバナナが苦手な人は、帰りにコンビニでおにぎりとヨーグルトドリンクを買って食してもいいと思います。
「体幹」という言葉は今では一般的になりましたが、嶺北シニアでは、日常トレーニングに、早くから体幹トレーニングを取り入れています。
体幹は、通常のトレーニングで鍛えた動きをより効果的に発揮させるためだけでなく、怪我をしにくい体を作る上でも重要です。中学卒業後高校で活躍していくための基礎として、私たちが重視する理由です。
嶺北は、発足当時、県内のクラブチームで初めてピラティスを本格的に取り入れたチームでもありました。今は、形を変えて、野球に適した内容で、専門家の指導を受けながら練習に組み込んでいます。特に冬場の基礎体力作りでは、どこにも負けない充実したメニューを用意しています。